レバナスの取り崩しシミュレーション
レバナスが大きく増えた後、どこで利確し、どう取り崩すか。iFreeレバレッジ NASDAQ100と同じ、ナスダック100の毎日2倍(信託報酬の年0.99%を引いた値)で、1,000万円から毎月3万3,333円(年4%)を10年取り崩した場合を、2000〜2016年の1月に始めた17通りで計算しました。
比べたのは、持ち続けて取り崩す場合と、本や論文で公開されている一般の降りるルール2つと組んだ場合です。1つは、ナスダック100が200日の平均を下回ったら現金にするルール。もう1つは、月末にナスダック100が10か月の平均を下回ったら、翌月は現金にするルールです。
持ち続けて取り崩す
17通りのうち2通りで、10年の途中にお金が尽きました。2000年1月に始めた場合は2002年9月(2年8か月後)、2001年1月に始めた場合は2007年7月です。
尽きなかった15通りの10年後の値の真ん中は約9,539万円で、2012年1月に始めた場合は約3億3,691万円でした。17通りの最大の下げの真ん中は−80.7%です。
降りるルールと組んで取り崩す
2つのルールとも、17通りのどれでもお金は尽きませんでした。2000年1月に始めた場合も、10年後に約448万円(200日)・約428万円(10か月)が残っています。
最大の下げの真ん中は−46.1%(200日)・−51.4%(10か月)で、持ち続けた場合の−80.7%より浅くなりました。
一方で、上げが続いた時期に始めた場合は、持ち続けた方が多く残りました。17通りの10年後の値の真ん中は約3,099万円(200日)・約3,387万円(10か月)で、2012年1月に始めた場合は約1億2,250万円・約1億930万円でした。
わかること

結果を分けたのは、取り崩しを始めてすぐに大きな下げが来たかどうかでした。降りるルールの方が多く残ったのは、17通りのうち2000〜2002年に始めた3通りです。2000年と2001年は持ち続けるとお金が尽き、2002年は持ち続けると約365万円まで減りました(ルールと組むと約1,568万円・約1,941万円)。残りの14通りは、持ち続けた方が多く残りました。
デュアルモメンタムも、下げの時期に持たないルールの1つです。レバレッジと組む理由は「デュアルモメンタムとレバレッジ」に、積み立てる場合は「レバナスの積立シミュレーション」にまとめました。
自分でデータを集めて毎月判定するのは手間がかかりますが、DM-Signalでは、この考え方と3倍レバレッジを組み合わせたポートフォリオのシグナルと過去の検証を、そのまま使えます。
関連するガイド
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値は、QQQ(配当込みの調整済みの値)の日々の値動きを2倍にし、信託報酬の年0.99%を日割りで引いて計算した値で、商品そのものの値ではありません。為替ヘッジありの投信と同じく米ドルの値動きで計算し、ヘッジの費用・先物の金利・税は入れていません。2つのルールは、ナスダック100(QQQ)の終値で判断し、翌日の終値で売買した形で計算しました。現金の利回りは0%、取り崩しは現金の時は現金から、持っている時は投信から出しています。始めた年を1年ずつずらしているので、隣り合う通りは期間が重なります。