レバナスの積立シミュレーション
「レバナスでも、積立なら大丈夫」と聞くことがあります。ナスダック100の毎日の値動きを2倍にし、iFreeレバレッジ NASDAQ100の信託報酬(年0.99%)を毎日引いた値で、毎月3万円を10年・20年積み立てた場合を、始めた年ごとに計算しました。商品の設定は2018年なので、それより前は指数から計算した値です。
10年(360万円を入れる)
始めた年が2000〜2016年の17通りで、10年後の値は、入れた額の1.1倍から10.8倍まで分かれました。真ん中は4.1倍です。
一番少なかったのは2000年1月に始めた場合で、10年後は約399万円(1.1倍)。始めて1年3か月後の2001年4月には、それまでに入れた額の−80.5%まで下がり、120か月のうち78か月は入れた額を下回っていました。
一番多かったのは2012年1月に始めた場合で、約3,886万円(10.8倍)でした。1年遅い2013年1月に始めた場合は約1,128万円(3.1倍)です。終わりが2022年の下げの後(2023年1月)に当たり、その時の値は直前の高値から−59.9%でした。
2008年1月に始め、リーマン・ショックの下げの中で買い続けた場合は、約2,350万円(6.5倍)でした。
20年(720万円を入れる)
始めた年が2000〜2006年の7通りで、20年後は12.8倍から41.8倍。真ん中は24.8倍です。
2002年1月に始めた場合は約2億6,651万円(37.0倍)、1年遅い2003年1月に始めた場合は約9,222万円(12.8倍)でした。終わりが2022年1月か2023年1月かの違いで、およそ2.9倍の差です。
わかること

積立でも、始めた時期と、とくに終わる時期で結果は大きく割れました。10年の17通りのうち12通りで、評価額が直前の高値から50%を超えて下げた時期があります。
下げの時期に持たないルールと組んだ場合は「デュアルモメンタムとレバレッジ」に、TQQQ(3倍)を積み立てた場合は「TQQQの積立」にまとめました。
積み立てに、攻めるべき時と守るべき時の判断を足すと、毎月の計算が要ります。DM-Signalでは、その判定と過去の検証を、自分で一から作らずに確認できます。
関連するガイド
レバナスの長期保有 ・ TQQQの積立 ・ 暴落中に積立を止めたら ・ 新NISAとレバレッジ型
値は、QQQ(配当込みの調整済みの値)の日々の値動きを2倍にし、信託報酬の年0.99%を日割りで引いて計算した値で、商品そのものの値ではありません。為替ヘッジありの投信と同じく米ドルの値動きで計算し、ヘッジの費用・先物の金利・税は入れていません。買うのは各月の最初の取引日の終値、評価は最後に買った翌月の最初の取引日の終値です。始めた年を1年ずつずらしているので、隣り合う通りは期間が重なります。