S&P500を売らずに、一部をデュアルモメンタムにしたらどう変わるか
書いた人: バム(DM-Signal)・公開 2026年10月31日
S&P500を全部入れ替える必要はありません。
ここでは、資産の1〜3割だけをデュアルモメンタム×3倍レバレッジ(DM-Signal)に回した場合を、2016年からの値動きで比べます。
前提
- 始めに資産を分け、年に1回、もとの割合(例: S&P500 90%・DM-Signal 10%)に戻します。
- 税金も入れています。デュアルモメンタムは毎月の判定で持つ銘柄が替わるので、売った利益にその年の税金がかかります。控えめに「毎月の損益が全て確定する」として、年ごとに損益を通算して20.315%を払い、損は3年まで繰り越す形で数えました。S&P500は、割合を戻す時に売った分の利益と、最後に全部売る時に税金がかかります。
- 3倍レバレッジのETFはNISAの対象外なので、課税の口座で持つ前提です。
10年で手元に残った金額
| デュアルモメンタムの割合 | 10年で(税引き後) | 途中の最大下落 |
|---|---|---|
| 0%(S&P500だけ) | 3.5倍 | −23.8% |
| 10% | 5.0倍 | −26.2% |
| 20% | 7.0倍 | −28.2% |
| 30% | 9.5倍 | −30.0% |
デュアルモメンタムの割合 0%(S&P500だけ)
- 10年で(税引き後)
- 3.5倍
- 途中の最大下落
- −23.8%
デュアルモメンタムの割合 10%
- 10年で(税引き後)
- 5.0倍
- 途中の最大下落
- −26.2%
デュアルモメンタムの割合 20%
- 10年で(税引き後)
- 7.0倍
- 途中の最大下落
- −28.2%
デュアルモメンタムの割合 30%
- 10年で(税引き後)
- 9.5倍
- 途中の最大下落
- −30.0%
注記: 2016年9月〜2026年8月。各月の最初の取引日の値で数えています。手数料・為替は入れていません。DM-Signalの数は同じ期間を後から見て選んだ構成です。過去データでの検証(バックテスト)。将来の成績を保証しません。期間 2016-09〜2026-08(120 か月)。スタンダードプランの会員が今シグナルまで見られる「シン分身-激攻」。無料・ベーシックでは成績だけ見られ、シグナルはスタンダードプランから。
始めた月を2016年9月から1か月ずつずらした109通りでも、1〜3割を回した方が、S&P500だけより手元に多く残りました。
下げは少し深くなる
増え方が大きくなる代わりに、途中の最大下落は少し深くなりました。1割で−23.8%が−26.2%、3割で−30.0%です。
デュアルモメンタムは下げの局面で守りの資産へ移りますが、月に1回の判定なので、急な下げの初めは避けられません。
比べの条件
- S&P500は実際の値動きです。デュアルモメンタム×3倍レバレッジの数は、同じ期間を後から見て選んだ構成のバックテストです。109通り全てで多く残ったのには、この選び方の有利さも含まれます。
- 公開した後の実際の月の成績は、検証の数とは分けて見てください。
できないこと
- 判定は月に1回なので、急な下げの初めは避けられません。
- 過去の結果は、これから同じになることを示しません。
次の一歩
今月のBasic-DualMomentumの保有と比率は、登録なしで見られます。
今月の保有を見る → ・ デュアルモメンタム×3倍レバレッジとの比較を見る → ・ ガイドの一覧を見る →
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