TQQQの売り時は、いつか
売り時は、下げてから考えると、たいてい谷底で売ることになります。
2022年、TQQQは高値から-81.7%まで下げました(2022年12月28日、海外の投資データのサイト PortfoliosLab の日次の集計)。
売り時は、ルールで先に決めておく話です。
下げてから売り時を考えると
TQQQを持っていて、大きく下げ始めたとします。
まだ戻るかもしれないと思って持ち、さらに下げて怖くなって売る。売った後に戻り始め、高くなってから買い直す。
下げの途中で決めると、売るのは谷の近く、買い直すのは戻った後になりがちです。
2022年の谷は、1,000万円が183万円になる深さでした。ここから元に戻るには、約5.5倍の上昇が要ります。
危ない時だけ外す線も、本物のTQQQでは難しかった
FF金利とNASDAQ100の200日移動平均線を合図に、危ない時だけTQQQを外すルールがよく紹介されます。
本物のTQQQ(2010年〜)で測ると、年率は持ち続け42.4%、ルール36.2%。最大下落は-81.7%が-80.5%で、下げはほとんど浅くなりませんでした。
TQQQがある期間に売りの合図が出たのは2回です。2022年9月26日は下げの大半が終わった後、2025年4月7日は底の近くでした。
合図を決めていても、その合図が遅ければ、谷で売ることになります。
TQQQの200日移動平均のルールを本物のデータで確かめる →
売り時を、ルールで先に決める
デュアルモメンタムは、月に1回、勢いのある資産を選び、勢いが切れたら守りの資産へ移るルールです。
売る日は、下げの最中に迷って決めるのではなく、月1回の判定で決まります。
同じ10年で並べると
| 資産の伸び | 最大下落 | 元に戻るのに必要な上昇 | |
|---|---|---|---|
| TQQQを持ち続ける | 28.6倍 | -80.1% | 約5.0倍 |
| デュアルモメンタム×3倍レバレッジ(DM-Signal) | 119.5倍 | −33.7% | 約1.5倍 |
| SPY(参考) | 4.1倍 | −23.8% | — |
TQQQを持ち続ける
- 資産の伸び
- 28.6倍
- 最大下落
- -80.1%
- 元に戻るのに必要な上昇
- 約5.0倍
デュアルモメンタム×3倍レバレッジ(DM-Signal)
- 資産の伸び
- 119.5倍
- 最大下落
- −33.7%
- 元に戻るのに必要な上昇
- 約1.5倍
SPY(参考)
- 資産の伸び
- 4.1倍
- 最大下落
- −23.8%
- 元に戻るのに必要な上昇
- —
2016年9月〜2026年8月。売買をする各月の最初の取引日の値で数えています。手数料・税・為替は入れていません。日次の値で数えると、最大下落はもう少し深くなります(2022年の-81.7%は日次の集計)。DM-Signalは、スタンダードプランの「シン分身-激攻」のバックテストです。
売り時を先に決めても、下げはゼロにはなりません。それでも、-80%の谷と-30%台の谷では、戻るまでに待つ時間がまるで違います。
できないこと
判定は月に1回なので、急な下げの初めは避けられません。
降りた直後に戻り、その上げに乗れないこともあります。
次の一歩
今月のBasic-DualMomentumの保有と比率は、登録なしで見られます。
今月の保有を見る → ・ デュアルモメンタム×3倍レバレッジとの比較を見る → ・ ガイドの一覧を見る →