SOXLを長期保有すると
SOXLは、アメリカの半導体株の指数の毎日の値動きの3倍を目指すETFです。上げ相場の伸びが大きく、ガチホ(持ち続け)の是非がよく話題になります。
10年の増え方と谷(2016年9月〜2026年8月)

100万円は3,953万円になりました。同じ期間のTQQQ(ナスダック100の3倍)は2,859万円です。
一方で、高値からいちばん下げた幅は−87.3%(2022年10月が底)。前の高値に戻ったのは2026年4月で、42か月かかりました。−87.3%から戻るには、約7.9倍の上昇が要ります。
2010年からの大きな下げ
2011年: −68.4%、戻るまで27か月。
2020年: −72.8%、8か月。
2022年: −87.3%、42か月。
2026年5月からの下げは、8月までで−53.3%で、まだ戻っていません。
20%以上の下げは、2010年からの約16年で9回ありました。
わかること
SOXLは、3倍ETFの中でも増え方が大きく、谷も深い。10年で40倍になった道のりには、−73%と−87.3%の谷が入っています。
長く持つなら、資産が8分の1近くまで減る時期を通る前提で考えることになります。
SOXLの10年を、攻め時と守り時をルールで判断する投資法と並べる
SOXLは、3倍ETFの中でも伸びが大きく、谷も深い商品です。商品の値動きをそのまま受ける以外に、攻めるべき時と守るべき時をルールで判断する、という道もあります。デュアルモメンタムは、勢いの強い資産で攻め、勢いが無い時は守りの資産に移る、月1回のルールの投資法です。DM-Signalは、この考え方と3倍レバレッジを組み合わせたポートフォリオの過去の検証を公開しています。
| 資産の伸び | 最大下落 | 元に戻るのに必要な上昇 | |
|---|---|---|---|
| SOXLを持ち続ける | 39.5倍 | −87.3% | 約7.9倍 |
| TQQQを持ち続ける | 28.6倍 | −80.1% | 約5.0倍 |
| デュアルモメンタム×3倍レバレッジ(DM-Signal) | 119.5倍 | −33.7% | 約1.5倍 |
| SPY(参考) | 4.1倍 | −23.8% | — |
SOXLを持ち続ける
- 資産の伸び
- 39.5倍
- 最大下落
- −87.3%
- 元に戻るのに必要な上昇
- 約7.9倍
TQQQを持ち続ける
- 資産の伸び
- 28.6倍
- 最大下落
- −80.1%
- 元に戻るのに必要な上昇
- 約5.0倍
デュアルモメンタム×3倍レバレッジ(DM-Signal)
- 資産の伸び
- 119.5倍
- 最大下落
- −33.7%
- 元に戻るのに必要な上昇
- 約1.5倍
SPY(参考)
- 資産の伸び
- 4.1倍
- 最大下落
- −23.8%
- 元に戻るのに必要な上昇
- —
2016年9月〜2026年8月、月初の値(各月の最初の取引日の終値)で比べています。手数料・税金は入れていません。DM-Signalは、スタンダードプランの「シン分身-激攻」のバックテストです。
SOXLは、10年で約40倍になりました。その途中で、−87.3%の谷を通っています。違いは、伸びの大きさと谷の深さの組み合わせに出ています。デュアルモメンタム×3倍レバレッジの違いは、増え方の大きさだけでなく、途中の谷の浅さとの組み合わせに出ています。
ただ、同じことを自分で続けるには、価格のデータを集め、毎月の判定を計算し、検証をし直す手間がかかります。DM-Signalでは、デュアルモメンタム×3倍レバレッジのシグナルと過去の検証結果を、Webアプリでそのまま確認できます。売買は、そのシグナルを見て、自分の証券口座で行います。
関連するガイド
3倍・2倍レバレッジETFの一覧 ・ 暴落から元に戻るまでの期間 ・ レバレッジETFを長期保有すると何が起きるか
SOXLは2010年3月〜2026年9月の月次。各月の最初の取引日の終値どうしで計算し、手数料・税・為替は入れていません。毎日の値で数えると、下げ幅はもう少し深くなります。