Portfolio Visualizerの使い方
Portfolio Visualizer は、ETFや投資信託の組み合わせを過去のデータで試せる、英語のウェブの道具です。一部の機能は無料で使えます。デュアルモメンタムのようなルールも試せます。
できること
資産の組み合わせのバックテスト(Backtest Portfolio)。
ルールで資産を入れ替える方法のバックテスト(Tactical Asset Allocation、デュアルモメンタムを含む)。
結果の指標を、比べたい指数と並べて見る。
まず見る指標
CAGR: 年率の増え方。
Max. Drawdown: 高値からいちばん下げた幅。詳しくは「最大ドローダウンとは」にまとめました。
Sharpe Ratio: 値動きの大きさ1あたりの増え方。
Sortino Ratio: 下げの値動きだけで割った物。下げに敏感な人向けです。
Rolling Returns: 1年・3年などで区切った時の、いちばん悪い期間の成績。

指標は1つで決めず、年率と最大ドローダウンを必ず並べて見ます。
過剰最適化を避ける確かめ方
良く見えるルールを見つけたら、設定を少しずつ変えて、結果が崩れないかを確かめます。例えば、判定の頻度(Trading Frequency)を4通り、売り買いの日(Trade Execution)を2通り変えた8通りで、どれも同じ向きの結果になるかを見ます。
1つの設定だけが良いなら、その設定が過去にたまたま合った可能性があります。考え方は「バックテストは意味がないのか」にまとめました。
気をつけること
計算の仮定(元の割合に戻す頻度、配当を入れるか)で数字が変わります。比べる時は同じ設定にそろえます。
ETFが始まる前の期間は計算できないか、別の数字で埋めていることがあります。
30の指標の解説と詳しい使い方は、研究のコラムにあります。
自分で組む代わりに、DM-Signalでは、デュアルモメンタムのポートフォリオの成績と毎月のシグナルを、そのまま確認できます。